さてさて、冬の恒例行事は沢山ありますが!
 ここで問題です!

 オンナノコに大人気で、男子が気にする、街中が甘ったるい匂いのしそうな日はいつでしょう?
 ヒントは二月で、元は偉い人の命日です。

 欧米と日本とでは少ぉ〜し異なりますが、きっと、日本ではお菓子メーカーの人の陰謀が見事に成功したんだと思います。
 もっと言うと、友○○○とか義理○○○とか、数年前からは逆○○○とか。

 さて、ここまで言えばわかりますね?
 もちろん――

アルバトロスの奇跡

「はい」

 目の前の友人が笑顔で手を上げた。

「ハイッ、どうぞ!」 と、手に持ったつもりのマイクを彼女に向ける。

「バレンタインデーです」
「せーいかーい!! 坂口さん、お見事! 全問正解で賞金すべて獲得で――す!」

 差し出していたエアマイクにそう叫び、キャーッと普段は出さないような黄色い声で拍手喝采し―――次の瞬間。

「わぁああ――――――ッ!!」

 絶望の叫びに早変わり。
 李梨子(りりこ)は、机に突っ伏した。
 大声で叫んだはいいが、机に跳ね返ってきた自分の声が予想外にうるさかったので、耳をバカにしないためにもすぐ黙る。

「なんなの、あんた」

 友人の非難がましい声にも、すぐさまパッと顔を上げる。

「坂口、あたし死ぬわ。もう嫌だ!」
「あーそ。いーから、さっさとプリント終わらせなって。なんのためにあたしが残ってやってんの」

 前の席に横向きに座った坂口は足を組み替えて、読んでいる雑誌を捲った。

 李梨子は友人を一瞥し、自分のせいでグシャッとなった数学の居残りプリントを見る。
 とりあえず皺を伸ばし、それだけでは直らないのでアイロンのごとく手で机に押し付けた。

「だって、坂口さ、どうせ暇でしょ?」

 死ぬ宣言を軽くスルーされたことはもう触れない。
 冷たいやつめ。――いや、嘘。坂口はいい子だよ。さっきもいきなり初めたクイズ番組ごっこにノッてくれたから。

 それとは別の嫌な気持ちをそのまま溜め息にして、転がしていたシャーペンをまた握る。

「なに言ってんの。暇じゃないって」

 坂口はいいページがあったのかその端を折って目印を点けている。

「帰って五時半からアニメの再放送見るんだから。そんで悪役を応援すんの」
「それを世間じゃ暇って言うんですよ」

 勝ちもしない悪役応援して楽しいか? まあ、あたしもやったりするけど。

「だから早くしてよ。ほれ、問一」

 さも迷惑を被ってますと言いたげに促がされて、李梨子は終礼が終わってから三十分間ひたすらに放置していた問題に初めて目を通した。

「えーっと……?」

『問1.(1) 5人でじゃんけんをするとき、手の出し方は何通りあるか。』

 ぷち。

「知るかそんなもん! じゃんけんが成り立てばそれでいいじゃない!」

 勢い余って叩きつけたシャーペンの、せっかく出していた芯がパキッ――否、バキッと音を立て、どこかへすっ飛んだ。
 突き立てたプリントのその場所に、黒い染みができる。

「あっぶな! 目の横かすめたじゃん!」
「あ、ごめんなさい……」

 憤りは一秒もせずに飛んできた坂口の金切り声に鎮火された。坂口のほうが怖かったのだ。思わずしゅんと身を竦める。彼女はじろりと李梨子を睨み、それから呆れ気味にプリントを目で差した。

「問題にキレない。さっさとやる」
「うぅ……。これってPとかCのやつ?」
「そうそう」

 :
 :
 :

 坂口に急かされ促がされ、やったはいいものの……。

「あんた、一時間かかって五問って……」

 もう無理と音を上げ、椅子にもたれて仰け反った李梨子からプリントを取り上げた坂口は、ハアッと大袈裟に溜め息をついた。

 ちなみに問題数は全部で12あります。
 いや〜、あたしにしては頑張った。

「ん、ん……」

 プリントに目を通す坂口は言葉にならない声を発して頷きながら、コツコツとシャーペンで机を叩く。

 時間は五時十五分前。校舎には部活をする人以外、あまり人もいない。

 あ、合奏始まった……。

 遠くから吹奏楽部の練習の音色と、グランドで励む運動部の声が聞こえてくる。
 それでもガランとした教室では、少しの音でも普段より大きく聞こえる。とりあえず、今は坂口のシャーペンのコツコツと、時計のカチカチ、それから開けっ放しの窓でゆれるカーテンのハタハタいう音だ。

 しばらくプリントを見ていた坂口は、「おっけ」と、ボケーッとしていた李梨子の前に紙を戻した。

「むり、無理なんだよ……頭バクハツしそう……」
「無理でもやらなきゃならない時があるの」

 ホント、数学だけは苦手なんだよね。
 勘弁してくれ、と特大の溜め息をついてプリントに向き直ったところで、あろうことか坂口は爆弾を投下した。

「そういえば、藤沢にあげたんだって? チョコレート」
ギャア―――ッ!!
「うるさい!」

 叫ばずにはいられませんって。

「なあッ、な、なんで、ソレを言うの! 今!?」

 せっかく落ち着きかけてたのに!
 あわわわわ、と動揺で挙動不審。見開いた坂口を凝視して、体を捻り、座っている椅子の背にしがみつく。

「さっき騒いでたのは誰よ」

 頬杖をつく坂口は白けた顔で、奇妙なものを見る目で李梨子を見返す。
 その顔止めてくれませんかね、坂口さん、心臓がちくちくする。

「もー、ほんと嫌……」

 視線に耐えられず、顔を隠すようにまた机に突っ伏した。

 そうですとも。
 今日という日に触発され、一世一代のアタック(あれ、これって死語かな)でした。反応は……聞かないで。

「捨てられてたらどーしよ。もしくは『うわ、マズッ! ペッ』って」
「なに、弱気ね。ネガティブはなし。大丈夫だって」

 返ってきた軽い口調に、顔を少しだけ上げる。

「だって、藤沢だよ?」
「だから大丈夫だって言ってんの。あのレベルじゃ恋敵も少なかろう。案ずるでない」

 あんたはどこの長老ですか。

「でも、六組のナーちゃんがさー」
「ああ、あの子はコロコロ変わるから」

 ナイナイ、と顔の前で手を振る坂口に、それもそうだと納得。彼女の好きな人は1ヶ月以内に変わるのだ。

「……ていうか坂口さん、何気に人の好きな人のこと、大したことねーって言いましたね」
「事実じゃない。二組の姫野なんかどんだけ競争率高いか」

 言われた名前に、パッと脳裏に浮かんだその人。
 ……たしかに、あれはレベルが高すぎる。顔も良くて長身だし、お洒落(ちょっと派手だけど)、明るく優しく、お喋り上手。しかも(?)帰国子女ときた。

「あれと比べちゃダメだよ。それこそ無謀だよ。あたしは質素な人が好きだから」
「そうそう。高望みは厳禁」
「でも、だからってな〜……」
「うじうじしない。アルバトロスもあるかもよ?」
「えー、なにそれ」

 机に顎を乗せたまま、聞いたこともない単語に半眼になって坂口を見る。

「ゴルフでパーより−3でホールアウトすること」
「ごめん、何語ですか?」

 英語並みに意味不明だった。わかったのはゴルフ用語ってだけ。

「だから、規定打数より三回少なくゴールするの」
「………庶民のあたしにゃ、お嬢の娯楽はわからんわ」
「とりあえず、とぉ〜〜っても難しいの」

 あー、うん、もうひとつわかったよ、坂口。

「それって限りなく奇跡に近いってことですよね!? 違いマスカ!? 坂口サン!?」

 おーい、遠回しに「可能性は1パーセント」的なことを言ってんじゃないか!

 捲くし立てて詰め寄っても、彼女はケラケラと腹を抱えてその様子に爆笑。ちょっと傷つくんですけどね?

 ダメだ、希望は打ち砕かれた。
 諦めて椅子に姿勢を正す。

「まいっか。チョコ渡せただけでも十分だよね」

 頑張ったよ、あたし。と、李梨子は机の木目をじっと見た。

「ていうか、あんた自身がアルバトロスよね」

 なにやら納得する坂口嬢に、ようやく笑いは治まったかと目をやる。

「そもそも、その、アル…バ、ナントカって、どーゆう……?」
「アルバトロス。“アホウドリ”」
「アホ……っ!?」

 ひぐっ、とヘンに息を吸い込んだもんだから、盛大にむせた。

「あんた、アホウドリなめんじゃないわよ」

 坂口はそれが納まるまで待って、顔を上げた李梨子が再度突っ伏さないように、尋問する刑事のごとく身を乗り出した。

「すんません、なめてますん……ません」

 その角度での睨みは妙に迫力があって怖いのでやめてください。

 李梨子が咳き込んだせいで滲んでいた涙目を拭うと、坂口は頬杖を突いた。

「アホウドリ。図体はデカくて飛翔力は抜群なのに、地上じゃまったくの無警戒で鈍感。おかげで乱獲されまくって、今じゃ世界レベルで保護される特別天然記念物。なおかつ絶滅危惧種」
「まさしくアホの名にふさわしい」

 ………ん、ちょっと待て?

 淡々と述べる坂口の口調がおかしくもあり、その内容に鼻で笑っていたが、ふと首を捻る。

「それのどこがあたし?」
「まさにあんたじゃない」

 逆に驚いて見せた坂口の声のトーンが高くなる。しかも笑いが含まれているのは気のせいではないだろう。

「飛んだらすごいのに、それまでのへ〜っとした鈍感生物なんだから」
「何をどう例えているのかサッパリでございます」
「人間やりゃあ何でもできるってことよ」
「ぶー、意味わかんな〜い」

「あたしが思うに、脈アリだと思うのよ

 にやりと意味あり気に笑った坂口の呟きは、その瞬間、側頭部を襲ってきた何かによって聞き逃した。
 ボコッと鈍い音が間近に聞こえ、視界がぶれる。勢いに押されて、それと一緒に李梨子は椅子から転げ落ちた。遅れて鋭いんだか鈍いんだかよくわからない痛みがやってくる。
 坂口は唖然と目を見開いて、頬杖を突いていた手から顔を外し、倒れた友人の姿を追う。真正面に座っていた彼女にも何が起きたのかは理解できなかった。

「ッ、つぁ〜〜……何?」

 痛むそこを擦りながら体を起こし、李梨子は原因を探す。
 すぐ傍に軟式のソフトボールが転がっていた。これが飛んできて、見事クリーン・ヒットしたに違いない。
 きっと部活で試合でもしていて誰かが素晴らしいホームランを打ったか、投げ合いをしていて勢い余ったか……そんなところだろう。

「なんちゅー命中率……」

 唸って、それを握りこむと、「すみませーん」 と間延びした声がする窓の外を覗き見る。直後、李梨子が硬直。
 ちょうど柱に隠れている坂口は不思議に思って、影からこっそり下を見た。そして、ああ、と納得。

「おーい、冨田(とんだ)?」

 “彼” だ。
 いま噂にしていた――

「ふっ、藤沢!」
「そっちにボール……って、あ、もしかして当たったか?」
「当たった! しかもクリーン・ヒット! ダメージ50!」

 緊張なのか、それとも頭を打ったせいでおかしくなっているのか、李梨子の言動が少々おかしい。
 下手すると引かれるんじゃないの? という坂口の懸念は杞憂だった。
 階下の彼は一瞬きょとりとしたあと、破顔し、屈託ない笑顔で爆笑。
 ああ、笑いの分かる子でよかった。安堵しつつ、坂口は下にいる彼には姿を見せないよう窓から少し離れて、両者を傍観することにした。

「わりい。ワザとじゃないから!」
「や、いいんだけど! 元からバカだし! 寝れば治るから!」
「近くに宿屋はないけどな」

 なんだこの会話、と坂口が呆れながら聞いていると、下の彼はまた笑った。

「そういや、終わったの? 課題」
「え?」
「数学」
「あー、あはは……あと少し、だけ」
「ふーん。じゃあさ、オレもうすぐ部活終わるから、一緒に帰る?」
「うん――……て、えっ!?」

 “今、思わず頷いて返事したけど――なんですと?”
 目を向く李梨子の考えが、坂口には手に取るようにわかった。

 おっと、これは面白くなってきたぞ、と坂口はにやつく口元を抑え、耳をそばだてる。

「冨田って○△駅からだろ? どこまで?」
「西△□……」
「オレひとつ向こうなんだ。……あ、それとも誰か一緒?」
「え、っと……」

 李梨子は、とんとん拍子に進みすぎて、事態の把握が追いついていないようだった。なかなか良い展開だと思っていた坂口は、李梨子が情けない顔で向いてきたので睨みつける。

 友人には助けを求めたはずなのに、逆に鬼のような形相で睨み返され、李梨子はさらに動揺した。
 ちょっと、坂口? 私が欲しいのは叱咤激励でも鬼の形相でもなくて助け舟!

「(誰もいない)」

 なにあの顏、初めて見た。下手すると呪われそうだ。
 口パクする坂口に、未だ軽い混乱状態の李梨子は、自分の顔がひきつる気がした。

「い、や……」
「(どうせ一人でしょ。一緒に帰れ)」
「でも……っ」

 そんな緊張することできるか! 絶対、ぜっったいに挙動不審になる!

「おーい、冨田、だれか教室いる?」
「あ、ちが、独り言! あたし、課題が、もうちょいかかりそうかも、なんだけど……」

 言う横で、視界の端にいる坂口は満足そうに頷いていた。
 こちらは泣きそうだ。

「いいよ。終わったら下足室まで来て! 俺、部活終わるの五時過ぎだから!」

 わかった、と返すと藤沢は駆け足でグランドへ戻っていった。途端に体中の力が抜けて、物干しにかけられる布団のように、李梨子は窓の落下防止の金属の手すりに寄りかかった。
 坂口からは笑いが聞こえてくる。

「よーし、よくやった」
「いや、あんたが焚きつけたんでしょ。どーすんの? 一緒に帰るって何? どーすればいいの!?」
「普段通りでいいでしょ。あたしと帰ってる時みたいにさ」
「出来そうにないから言ってるんだよ!?」

 だいたい五時過ぎって、あと十五分しかないじゃない!
 プリントに残るのはあと七問、五問終わらせるのにかかった時間は一時間……あ、これ無理だわ。

「帰る以前に、課題が終わらない……」

 項垂れた李梨子の向かいで、少し顔を俯かせた坂口は何かを思案する。
 そして、李梨子が投げ出したシャーペンを拾うと、やる気のない手に握らせた。

「ぐだぐだ言ってる暇があるならやりな!」
「だって、どう頑張ったって無理!」
「いいから、問六だけ頑張りなさい。あとはあたしがやったげる」
「は? 何言ってんの、坂口」

 坂口が課題を手伝うなんて、そんな馬鹿な。
 呆けた李梨子にまたしても坂口の鋭い睨みが突き刺さる。

「友達の危機に助けてやろうってのに。なら自力で最後まで頑張る?」
「や! 冗談です! ごめんなさい、坂口さん、いえ坂口様!」
「さっさとやる! あと十三分」

 慌てて手をつけた問六は、嬉しいことに問五の応用で、難しいことはなかった。

「お、おわった!」
「……ん、おっけ。すごいじゃん、七分しかかかってないよ」

 坂口に言われて時計を見ると、長針はまだ「12」の位置まで余裕がある。
 やればできるんだからさ、とかなんとか坂口が言うが、焦った分、それどころじゃないくらいに李梨子の心臓は早鐘を打っている。テストの時の緊張より酷いかも。

 帰る用意しろ、と急かす坂口に従い、李梨子は散らかした筆記用具や宿題の出た教科のワークやノートをかき集める。
 ほっとしたのも束の間、嫌なことに気付いてしまった。

「あっ! ねえ、字でバレないかな?」
「大丈夫、あんたの真似するから」
「でも、ほら、提出するのとかどうしよう!? 小早川、そういうの細かいじゃん!」
「は? 小早川って女バスの顧問じゃんか」
「だから?」
「女バスが今日、練習試合で隣の市まで行くって、お昼にハルハルが言ってたの忘れた?」
「あっ、そっか」
「プリントは先生の机に置いとけばいいし、教室の鍵も閉めとくから、あんたは気にしないでさっさと帰りな」

 ああもう、坂口が友達でよかった! 今日が女バスの試合でよかった!

「ありがとう、坂口!」
「いーってことよ。明日、ちゃんと報告よろしく」
「わかった!」
「冨田が飛んだ、なーんて?」
「え? 何?」
「なんでもなーい。行った行った!」

 じゃあね、坂口、ほんとにありがとう! 明日、パンでもジュースでも何かおごるから! バイバイ!
 教室を出て、廊下を遠ざかりながらも、李梨子の大きな声は閑散とした校舎内に響いて余裕で届いた。
 それにこちらも大声で「うん」だか「あー」だかわからない曖昧な相槌を返し、坂口はしんとなってしまった教室に溜め息を落とした。
 さっきまで李梨子が賑やかだった分、余計に静かに感じる。そうでなくても普段は生徒でいっぱいで、わいわいと騒がしい教室だ。一人になると急に物寂しくなる。

 耳を澄ませば、まだ吹奏楽の合奏は続いている。パタパタと足音が聞こえて、坂口が窓の下を除けば、李梨子が廊下を疾走していくのが見えた。思わず笑ってしまう。

「ほらね、アルバトロスだ」

 独り呟いた坂口は、自分のシャーペンをくるりと一度回して、プリントに目を落とした。
 静けさを紛らわすため、どうせ誰も聞いていないし、と鼻歌がこぼれた。五時半からのアニメのオープニング曲だ。何度も聞いているのでAメロとサビだけが頭に残っている。軽快な音楽に、アニメの内容に似合う「大空に羽ばたけ、夢を追え」なんてそれらしい歌詞。

 冨田が飛んだ。さっき思いついた親父ギャグをふいに思い出し、なぜだか今はそれが笑えた。
 アニメの曲に合わせて今度は彼女が飛ぶ姿を想像したら、びっくりするほど似合わなくて、また笑えた。

(あ……、五時半すぎてる)

(――ま、いっか。録画してるしね)

 坂口は頬杖を突き、またさらさらとシャーペンを走らせ始めた。

end
******
以下 アトガキ (*反転)

もうかれこれ三〜四年前に書いたものです。ずっと放置して、今になって少しの修正をして最後の方を書いたので、たぶん書き方が違います、よね……。

何気なく二人の話題に出てくる、帰国子女の姫野は短編「Rolling Waves」の男の子です。ハルハルこと春日井遥ちゃんは、upしてませんが別の短編(卒業の話)に出てきます。upしてませんが。←
小早川と呼び捨てですが、彼は数学担当の先生です。

では、ハッピーバレンタインということで。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

2013. 2/14
◇Photo/ clef
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